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酔った学生がPS2に立ちションして感電、入院?2007.05.24

米Fox Newsは、パーティで酔った学生がPlayStation 2に小便をかけたところ感電し、そのまま入院したというニュースを報じた。

報道によれば、事故に見舞われたのはワイオミング大学に通う学生。ある日、PLAYSTATION 3を購入して集まった仲間たちは、今まで使っていたPS2はもういらないからと、余興のつもりで派手に壊してしまおうと考えた。

そして、へべれけに酔っ払った当の学生が、PS2に向けて立ち小便をしはじめたのだが、同機はまだコンセントにつながっていたために感電! 床に倒れて気絶してしまった。

驚いた仲間たちの見守るなか、本人は10秒後には目覚めたが、すぐさま病院へ担ぎ込まれていったという。

 ところが、ゲームニュースブログ「Joystiq」は、この報道の信憑性に疑問を投げかけた。

理由はいくつかあるのだが、なかでも“小便をかけたら感電した”という点に問題があるという。

実は、以前に、米ディスカバリーチャンネルの「怪しい伝説(MythBusters)」という番組で、“地下鉄線路で小便をすると感電する”という風説の検証実験が行われたことがあった。

その結果、小便は小さな水滴の集まりにすぎないので、電気が伝わる可能性はほとんどないと判明したのである。同ブログはこの実験を根拠として挙げたほか、ニュースソースが不確かであることなどを指摘している。

 では、先の報道は眉唾なのかといえば、必ずしもそうとも言い切れないようだ。実は、ディスカバリーチャンネルの検証番組は、視聴者の反響に応えて続編を放送している。

その中で、今度は高圧電流の流れるフェンスに小便をかけるという実験が行われ、“当人が対象物の近くにいる場合は感電する可能性がある”という結論が導き出されたのである。

 そうなると、今回の“PS2感電事件”は、やはり本当に起きたことなのか? それとも新たな伝説にすぎないのか? 謎は深まるばかりだ。

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