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小学校の時



小学校の時、何か(よく覚えてない)をペンキで塗ろうとして、スプレーのペンキを買ってきた。

しかし、なんかスプレーを使い慣れていないのでうまく塗れない。
スプレーより刷毛で塗った方がいいような気がしてきた。

子供ながらに考えたのはスプレーの中にはペンキの液体が入っているのだから、
それをこのスプレー缶からなんとか出して刷毛で塗ろうと。
迷わず、台所にいき、取り出してきたのは缶きり。
裏から缶詰めのように開けたら楽勝♪

ブシっと刃を刺すと
すごい勢いで私の手から離れ、ペンキをまき散らしながら部屋中を
カーン!ゴン!ガッガーン、ゴン、ガン!カーン!
カン!ゴゴン!ゴン、ガン!カーン!
とテーブルや冷蔵庫にぶつかりながら、スプレー缶は飛び回りました。

どうすることも出来ず、、、立ち尽くす私。
ようやく収まった時は台所は真っ赤になってました。

「ピコピコ、ガスが漏れてはいませんか?
ピコピコ、ガスが漏れてはいませんか?
ピコピコ、ガスが漏れてはいませんか?」

空しくひびくガス警報機のおねいさんの声・・・。
その直後、帰って来た母は真っ赤な台所にこれまた、真っ赤になった私を見て悲鳴をあげてました。

修羅場だったと思います。
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